自律神経の疲れとは
肉体疲労でも精神疲労でも、脳にある自律神経の中枢というのは絶えず働いており、体の中で一番疲れているのは実は自律神経なのです。
自律神経とは、呼吸、血液循環、消化、吸収、生殖などの機能を調整する神経系のことで、その中枢は前帯状回と間脳の視床下部にあります。
自分の意識とは関係なく動き、生命を維持してくれています。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
戦闘態勢にいるときに活発になるのが交感神経で、リラックスしているときによく働くのが副交感神経です。
日常生活でいうなら、寝坊してあせって会社にむかっているとき、プレゼンをしているとき、部下を叱っているときなどは交感神経が優位な状態で、ちょっと体がきついかなという状態です。
副交感神経がよく機能しているのは、食事をしているときや眠っているときです。
この2つの神経は、一方が優位になるともう一方は抑制されるといった括抗関係にあります。
体が疲れても脳が疲れても、自律神経はいつも働いており、「疲れた」という情報は脳で整理され、それに脳や体が対応できるよう自律神経が各臓器に指令を出します。
自律神経の中枢は情報をもらって体をコントロールし、情報を体へとフィードバックすることに一生懸命です。
肉体疲労であろうと脳疲労であろうと、どんな疲れでもそれをコントロールするのが自律神経の中枢です。
一番疲労しやすいのが自律神経の中枢ということになります。
自律神経の中枢は、いつも酸化ストレスにさらされているのです。
たとえば、長距離をずっと走り続けているとだんだんと暑くなってきます、すると体温が上がらないように汗をかいて体温調節をします。
また、心拍を上げたり、呼吸を速めたりして、運動による負荷を極力抑えるよう自律神経が働きます。
息があがってもう走れない、体がだるいというのは体が疲れてぎりぎりのところまできているということです。
さらに無理をすれば自律神経の反応は追いつかなくなり、体はふらふら、思考力は落ち、血圧も不安定になり、体にはいろいろな不調が起きてきます。
どれだけ疲労していても立っていられるというのは、実は自律神経がせっせと働いてくれているからなのです。
すべてが自律神経の疲労に集約されるとはいいませんが、肉体疲労の場合、筋肉に酸化ストレスがかかると同時に、自律神経にも酸化ストレスがかかっているのです。
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