抗疲労効果のある食品とは
食品中に含まれる成分で、抗疲労効果があることが科学的に検証されたものはそれほど多くはありません。
抗疲労成分とは、「同じ作業負荷が加わった際の身体および精神へのダメージを低減することにより、負荷中、あるいは負荷後の疲労を軽減し、さらに疲労が軽くすむことで回復も早めることができる」ものです。
疲労感の緩和ではなく、疲労の回復をしっかり示すためにはこうした定義が必要なのです。
高い抗疲労効果があり、日常よく使う食材からとれる成分ということで注目されているのが、抗酸化作用を持つイミダペプチドです。
イミダペプチドはタンパク質の一種で、カルノシンとアンセリンに代表される2つのアミノ酸が結合したペプチドを指します。
イミダペプチドが一番多く含まれているのが、鳥の羽の付け根(むね肉)です。
渡り鳥は、疲労せずに長い距離を飛び続けることができます。
たとえばオオハシシギという渡り鳥は、越冬のためにアラスカからニュージーランドまでの約1万キロを2週間かけて飛び続けます。
この渡り鳥がどうして飛び続けることができるのか、という抗疲労のメカニズムの研究からわかったのが、渡り鳥の羽の付け根に豊富にあるイミダペプチドなのです。
渡り鳥が何百キロも休みなく飛び続けることができるのはこの成分のおかげというわけです。
イミダペプチドは、牛肉や豚肉、かつおなど時速100キロで泳ぐような回遊魚にも含まれています。
回遊魚ではお腹まわりの脂ののったところではなく、尾びれ部分に多く含まれています。
渡り鳥も回遊魚も、よく動かす部位にイミダペプチドが多く存在しています。
話題の鶏胸肉から高濃度抽出したイミダペプチド!
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