口唇ヘルペスができる理由
自分の疲労感はあてにならず、疲労因子FFのように客観的に疲労度を計測できる指標が大切となります。
これまでも加速度脈波検査(脈拍から自律神経の状態をみる)や血液検査によって、疲労で生じる変化を客観的にみることはできました。
そして、疲労因子FFが発見され、リアルタイムに疲労そのものの計測が可能になり、さらに、体内に生息するウイルスによって疲労度を計測することが可能になったのです。
そのウイルスは、HHV−6とHHV−7(ヒトヘルペスウイルス6型と7型、以下ヒトヘルペスウイルスと呼ぶ)で、このヒトヘルペスウイルスは幼い頃に誰もが感染するもので、その後ずっと体内にすみついています。
ヒトヘルペスウイルスは、宿主である人間の体が健康な状態にあるときは穏やかに体内で暮らしています。
しかし、ひとたび体調不良や病気になって健康に黄色信号がともるとそれをいち早く察知して自ら逃げ出そうとする、ずる賢い性質を持っています。
宿主である人間の体調を日々モニタリングしているのです。
ヒトヘルペスウイルスは、宿主が病気におかされたり、死んでしまう前に体から出なければ、と活発に動き、唾液中や皮膚に出てきてほかの宿主への引っ越し計画を立て始めます。
宿主である人間の体が不健康なのは、ヒトヘルペスウイルスにとっては死活問題で、人間が死んでしまえば自分も死んでしまうからです。
その前に自分だけ助かろうとするわけで、ヒトヘルペスウイルスは、体から脱出しようとして唾液中に出てきます。
唾液中に出てくるのは、体の中で一番容易に体の外に出やすいところだからで、せきやくしゃみ、話をしているときでも、唾液の中は口から外へと逃げ出しやすい場所だからです。
疲労因子FFが宿主である人間の体内に増えると、疲れがたまってきて危険とばかりに、ヒトヘルペスウイルスは宿主の体内から逃げ出そうと唾液中や皮膚に集結します。
同じヒトヘルペスウイルスでタイプは違いますが帯状癌疹や口唇ヘルペスが、疲れると出やすいといわれるのも、やはりウイルスが体外へ逃げ出そうとする反応であると考えられています。
ヒトヘルペスウイルスは通常の労働をしているときでも唾液中に出てくることがあるのですが、重労働や過重労働が2〜3日続き疲労が高まることでその量は一気にアップします。
しかし、休暇をとればその量は減り、これは危険が過ぎ去ったと認識し、おとなしく体内へと戻っていっている証拠です。
この時徴を使って、唾液中のヒトヘルペスウイルスの量からその宿主の疲労度を計測できるというわけです。
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