楽しみや趣味を覚える
アスペルガー症候群の子供は、自分で自由に過ごすことができる余暇が苦手で、どう過ごせばよいかわかりません。
余暇や趣味を楽しんだり、休日に家族で旅行に出かけたりして楽しむことを覚えることは大切で、楽しむという経験をすることが、その後、辛いことがあったときでも大きな支えとなり、また、趣味を通じて新しい友達ができるなど、子供の世界が広がることもあります。
趣味などの楽しみが勉強につながり、知識が広がることもあります。
時刻表が好きなら、旅行の計画を立てることで、時間や運賃を計算することを覚えられます。
駅名を覚えれば漢字の勉強になり、地図を見たり、その土地の歴史を学ぶことにもつながります。
楽しむことを教えるタイミングは、小学校に入り、日常生活のことが自分である程度できるようになって、集団生活にも慣れて、友達と付き合えるようになった頃が最も適しています。
小学校低学年から思春期に入るまでの2、3年間は、子供も安定しており、それまでに基本的な日常生活のルールなどをしっかり覚えさせられれば、親しては一安心できる時期です。
思春期に入ると、子供にも悩みが増えてきて、特にアスペルガー症候群の子供は、自分が他の子供と違うことを感じて自信をなくしやすくなります。
そのときに趣味や楽しみを心の糧にして乗り越えられるよう、思春期の前に楽しむことを覚えておくことが大切です。
うつ病がんばるな!
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