予定が変わるとパニックに
毎日同じようなスケジュールで暮らしているときは問題がないのに、予定が変わるとパニック状態になるのは、予定が変わるとその後どうなるか見通しがつかず、不安になるからです。
このような事態を防ぐには予定の変更を伝えることが必要ですが、その際は、変更部分はどこからどこまでで、その後どうなるかを伝えることが必要です。
例えば、いつも夕食を食べてからお風呂の入っていた子供に、先にお風呂場に連れて行けば、お風呂に入ったらもう夕食が食べられなくなると思い、パニックを起してしまうのです。
しかし、今日は先にお風呂に入って、その後に夕食を食べます、というように、きちんと伝えれば、パニック状態にはなりません。
生活は、予定通りにいかないことの連続ですが、ある程度の見通しがあれば、極端に混乱することはなくなります。
見通しがつくような説明のしかたを心がけ、子供が予定の変更を受け入れられるようにします。
ただし、大人の都合によって予定が頻繁に変わるのは、子供にとっては大きな苦痛です。
最初に立てた予定はできるだけ守るようにし、やむを得ないときだけ予定を修正するようにします。
□いつもと異なることがあるときは、事前に必ず伝える。
□スケジュールの変更を伝えるときは、どう変更になって、どこからいつもどおりに戻るかなども伝える。
□子供が落ち着いているときに、変更の練習をする。 |
うつ病がんばるな!
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