性について教える
子供が10歳ぐらいになると、体にも変化現れ、異性を意識することも多くなり、子供から性に関する質問を受けたりすることもあります。
そのようなときは、隠し立てをせずに教える必要がありますが、あまりオープンにしすぎると、人前でしゃべったりするようなことも起きますから、注意が必要です。
異性に関心をもつのは悪いことではなく、体に現れる変化も病気ではないけれども、性に関することを人前で話したり、公の場で性器に触れたりしてはいけないということを具体的に教えます。
アスペルガー症候群の子供に性教育を行う場合、特に次の3つの点に注意して教える必要があります。
@自分の性をはっきりと意識させる。
アスペルガー症候群の子供は、自分の姓に対する意識が弱い傾向にあり、自分の性のアイデンティティが混乱する可能性がありますから、普段から自分の性をはっきり意識させ、異性の友達とは別であることを教えるようにします。
A異性の親と適切な距離を取らせる。
アスペルガー症候群の子供は性のアイデンティティが不安定なため、父親と女の子がいつまでも一緒にお風呂に入っていたり、母親と男の子がずっと一緒に寝いていたりするなど、異性の親といつまでもくっついていることがあります。
異性の親と適切な距離がとれないと、他の異性とも適切な距離をもって付き合うことができませんから、親のほうが気をつけて距離を置くようにします。
B異性に対する禁止行為を教える。
アスペルガー症候群の子供には、善悪の区別をきちんと教えることが大切で、むやみに異性の体に触ってはいけない、異性を追い回してはいけない、異性の前で性器を出したりしてはいけないなどの社会のルールを小学生の間にしっかりと教えておきます。
うつ病がんばるな!
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