自傷行為や摂食障害
アスペルガー症候群では、薬物の大量使用やリストカットなどの自傷行為、摂食障害も多くあります。
気に入らないことが起こると自分の頭を壁に打ち付ける、手で頭を叩くといた自傷行為が小さい頃からみられ、そこには自分のことを相手にうまく伝えられないというコミュニケーションの問題があります。
そのために気持ちが直接行動に結びつきやすく、それが自分に向かえば自傷行為、他人に向かえば暴力行為になります。
摂食障害も自傷行為の一つで、食べないことや食べることにこだわって問題から逃げようとするものです。
味覚のアンバランスも関係していることもありますが、食べる楽しみを知らないまま育ってきていることが多いこととも関連しているようです。
また、強迫観念にとらわれて拒食症を起すこともあります。
自傷行為は、その行為自体を阻止しても意味はなく、爪噛みや指しゃぶりと同様、その子供が何らかの苦しみから逃れようとして、自分なりに工夫して行っている対処行動だからです。
苦しみを生み出している原因を一緒に考え、除去できる原因なら除去してあげることが大切です。
うつ病がんばるな!
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