睡眠リズムを作る
アスペルガー症候群の子供は睡眠リズムの確立が遅く、2〜4歳になっても夜中に目覚めることがあります。
これを避けるためには、まず生活リズムを確立することが大切で、早起き早寝の習慣をつけて睡眠のリズムをつくる、食事の時間を一定にする、眠る前に気持ちが落ち着くよう、夕方は早めにお風呂に入って眠るまでは静かに過ごすなどします。
それでも難しい場合は、補助的に薬を使って子供がぐっすり眠れるようにします。
子供に使用するのは、メラトニン、ビタミンB12、少量の抗精神病薬、抗ヒスタミン剤のいずれかです。
大人が使うような睡眠導入剤は子供には強すぎ、量を少なくすると効果がないため使いません。
メラトニンは暗くなると脳内で分泌され、睡眠リズムをつかさどるホルモンといわれており、アメリカでは健康食品として売られていますが、日本では市販は認められていません。
ビタミンB12は脳の機能を維持するのに重要な働きをするビタミンで、不足すると神経過敏を引き起こすとされています。
抗精神病薬は統合失調症などの治療に使われる薬ですが、鎮静効果があり、少量でも効果があり、場合によっては血液検査で副作用の有無を確認しながら使用します。
抗ヒスタミン剤は風邪薬にも含まれている成分で、眠くなる作用があります。
うつ病がんばるな!
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