こだわりを大切にする
アスペルガー症候群の子供は、走りながらボールを蹴ったり、はさみを使うなど、定型発達の子供が当たり前にできるようなことが苦手だったりします。
しかし、障害のためにできないことを、練習すればできるという間違った思い込みのもとに何度もさせられると、自分はダメだ、などと自信をなくしてしまいます。
できないことを強要して、自信をなくさせるようなことは避けなければなりません。
また、アスペルガー症候群の子供は、道順や手順にひどくこだわったり、スケジュールの変更を嫌がったり拒んだりします。
これらのこだわりをわがままととらえ、無理にやめさせようとすると、子供の混乱や不安は強くなるばかりで、その結果、社会生活に適応できなくなることもあります。
また、他の子供が関心を示さないようなことに強い興味を持ったり、一つの物事に強くこだわるといったことが多く見られますが、逆に、興味のないことには全く手をつけようとしません。
そのため、本人の興味の赴くままにさせていると、学習の幅が狭くなってしまい、逆に無理に興味を広げようとしてもなかなかうまくいきません。
子供がもっている興味を出発点にして、別の興味を引き出すようにしていきます。
うつ病がんばるな!
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