写真やイラストでステップ分け
自閉症スペクトラム障害の子供は、見通しが立たない新しいことにはなかなか手をつけようとしません。
また、一度覚えたパターンを崩すことにも抵抗を示し、複雑な手順が必要な作業などは、1つ1つのことはできても、順を追ってまとめることができなかったりします。
このようなときは、1つの作業を細かなステップに分け、1つ1つのステップを順番に踏んでいけるよう、写真やイラスト、文字などを使って説明します。
例えば、信号がわからない子供には、赤は道路を渡らずその場で待つ、青なら@右から車が来ていないか確認する、A左から車が来ていないか確認する、Bもう一度右から車が来ていないか確認する、C右からも左からも車が来ていなかったら道路を渡ってもよい、D青信号でも車が近づいていたら道路を渡らずその場で待つ、という具合に、写真やイラストを添えてフローチャートを作り、カードにして渡せば、持ち歩きながらいつも確認できます。
練習を重ねれば、1人で信号表示に従って道路を渡れるようになります。
どのようなときにどのような方法で教えればよいかは、1人1人異なりますから、子供の行動や特性をよく観察し、失敗したら別の方法を考えます。
うつ病がんばるな!
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