話や行動が一方的で空気が読めない
言いたいことを一方的に話して相手の話を聞こうとしなかったり、好きなことを夢中になって周りを気にしなることがあります。
これは、2つ以上のことを同時にできないという認知の障害からくるもので、何か1つのことに集中すると、周りが見えなくなるのです。
このようなときは、「今度はお母さんがお話をする番です」「**ちゃんは次にお話してください」というようにはっきり指示します。
また、何分話したら交代する、どこまでやったら交代するという具合に予定を決めたりします。
感情的に叱ったりせず、落ち着いた口調やわかりやすい言葉で伝えます。
□わかりやすい言葉で、どうすればよいかを伝える。
□相手の話を聞いたり、行動を相手に合わせることの大切さを教える。
□予定やルールを決めておく。 |
また、アスペルガー症候群の子供は、相手の表情をうかがいながら話をしたり、その場の雰囲気を考慮しながら行動するということが苦手です。
「みんなが静かにしているときは、静かにします」といった具合に、「**のときは**します」とパターンごとに1つずつ教えていく必要があります。
また、表情や身振り・しぐさ、口調にも相手の意思や感情が含まれていることも教えていきます。
いろいろな表情や身振り・しぐさなどを実際にして見せたり、絵や写真などで見せながら、その意味を具体的に教えます。
□「**のときは**にします」とパターンで教える。
□わかってほしいことは、言葉にして伝える。
□遠まわしな言い方はしない。
□身振りやしぐさで伝えようとしない。
□表情や身振り・しぐさなどの意味を教えていく。 |
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|
|