冗談やルールがわからない
慣用句やあいさつなどの決まり文句にうまく対応できず、会話がすれ違うことがありますが、そのようなときは笑ったりせず、どういう意味なのか、あるいはどう答えたらよいのかを正確に教える必要があります。
冗談も、どこがどうおもしろくて他の人は笑うのか、解説することが大切です。
また、覚えた慣用句や難しい言葉、敬語などを頻繁に使うことがありますが、間違った使い方をしていることもあります。
そのようなときも、正しい意味や使い方を、子供がわかりやすい言葉で教えるようにします。
□言葉づかいが間違っていても笑わない。
□言葉の正しい意味や使い方を教える。
□裏の意味のある言葉を使わない。
□あいさつの受け答えを教える。
□冗談も、なぜみんなが笑うのか解説する。 |
アスペルガー症候群の子供は、体を動かすことが苦手ですが、スポーツなどの複雑なルールを理解することも得意ではありません。
ルールを教えるときは、まず全体から説明し、サッカーなら、相手のゴールにボールを入れるのことが目的で、自分のゴールに入れると相手の得点になるということや、手でボールを持たないということから説明します。
その上でパターンごとに細かなルールを説明していきます。
最初に勝敗を教えると、勝敗にひどくこだわるよになりますので、ルールの中でさりげなく教えていくようにします。
ルールを説明するときは、ビデオやイラスト、写真など、視覚的なものを利用し、ビデオなら、速度を落としたり場面ごとに止めたりしながら、こどもの理解のスピードに合わせた教え方ができます。
□ルールの全体像から教える。
□パターンごとに細かなルールを説明します。
□ビデオやイラスト、写真など、視覚的なもので説明します。
□勝敗にこだわるようになるため、勝敗については最初に教えない。 |
うつ病がんばるな!
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