いつもの道路が通れない
アスペルガー症候群の子供が、道順にこだわって他の道を通るのを拒むのは、別の道を通るとどこに行くのかわからず、不安になるからです。
不安を避けるための自己防衛ですので、できるだけ同じ道を通るようにします。
道路工事などでいつもの道が通れない場合は、「違う道でも目的地に着く」と説明するだけでは不十分で、どの道とどの道を通って目的地に行くか、地図などを見せながら詳しく道順を説明し、見通しを立てられるようにしてあげることが大切です。
いつもとは違う道を通っても目的地に行けることが理解できれば、極端に拒むことはなくなるはずです。
道順が変わっても、いつもきちんと説明していれば、そのうち混乱せずに済むようになります。
散歩のときなどはいつも同じ道を通るのではなく、きちんと説明した上で、たまには違う道を通り、別の道があるということも徐々に教えていきます。
□どこを通るか、どんな道順にするか説明する。
紙などに書いて説明するとわかりやすいです。
□ゴールだけでなく、経過も説明する。
□子供が落ち着いているときに、変更の練習をする。 |
うつ病がんばるな!
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