怒ることと褒めること
何度注意しても子供が好ましくない行動をするようなときは、つい感情的になり、声を荒げて叱りたくなりますが、子供に感情をぶつけることは避けなければなりません。
特にアスペルガー症候群の子供は一度に2つ以上の情報を処理することが苦手なため、「何やってるの!**しなくちゃ駄目でしょ!」など、感情と指示が一緒になった叱られ方をすると、怒りの感情だけを受取り、指示を理解できにくくなります。
また、感情的になると、「そんな子はうちの子じゃない!」といっ暴言が出る危険性もあり、そういった言葉を本気で受け取ってしまい、大きな心の傷になる可能性があります。
できるだけ穏やかに接し、理解してもらいたい内容がしっかり伝わるように話します。
また、褒め方にも工夫が必要で、定型発達の子供を褒める場合、言葉で褒めるだけでなく、抱きしめたり頭をなでたりといったスキンシップをとることが多いと思いますが、アスペルガー症候群の子供の中には、こういうスキンシップが苦手な子もいます。
無自覚にそういう褒め方をすると、子供は褒められてとは思わず、逆に嫌な思いをしてしまいます。
アスペルガー症候群の子供こそ、褒めて育てることが大切で、新しく何かを覚えることができたときや、好ましい行動をしたときは、子供が喜ぶような形ではっきりと褒めてあげます。
うつ病がんばるな!
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