パニック状態になる
アスペルガー症候群の子供は、突然体に触られたり、大きな音がしたりすると、強い不安を感じ、泣きわめいたり暴れたり、パニック状態になることがあります。
予想外のことや苦手なこと、理解できない情報などが入ってくると、頭の中が混乱してしまうのです。
速やかに混乱の元になっている情報を遮断し、頭を冷やさなければなりません。
家の中でパニック状態になったときは、自分の部屋やトイレ、お風呂場など、できるだけ1人になれるところに連れて行きます。
外にいる場合はその場から離し、子供が落ち着くのを待ちます。
また、定型発達の子供を落ち着かせるときはやさしく抱きしめたりしますが、アスペルガー症候群の子供の場合、それが逆効果になることもあるのです。
叱って落ち着かせようとするのは論外で、静かに黙って見守ります。
成長するにしたがい、いろいろな状況にも慣れてパニック状態になることは少なくなりますが、どのようなときにパニック状態になりやすいのか、普段からよく観察しておき、できるだけパニックを起す事態を避けるようにします。
□場所を変え、子供が落ち着くのを待つ。
□1人になれる場所に連れて行く。
□パニック状態になりやすい事態を避ける。
□なだめようと声をかけたりせず、静かに見守る。 |
うつ病がんばるな!
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