日課を身につける
アスペルガー症候群の子供は手先が不器用で、シャツのボタンの掛け違いをしていたり、服の裾が中途半端に外に出ていたりすることがあります。
周りから自分がどう見えるかを意識しないために、そのまま出かけて、他の人にだらしない印象を与えることがありますから、出かける前には必ず鏡の前で自分の姿をチェックする習慣をつけさせます。
玄関の近くなどに全身が映る鏡を置き、ここで服装をチェックするという場所を作れば、習慣づけることができます。
鏡の横には、「ボタンのかけちがいをしていないか」「左右おそろいの靴下をはいているか」「裾からシャツが出ていないか」などのチェックリストを作って貼っておきます。
小学校に入ると、時間割に合わせて学校に持っていくものを用意する必要が出てきますから、最初は親と一緒に用意することから始め、徐々に1人でも用意できるように教えていきます。
学校へ持っていく物は持ち物リストを作り、学習机の前などに貼っておき、プリントや連絡帳などで持ち物が指示されることもありますから、最初は親が声をかけて忘れないようにします。
アスペルガー症候群の子供は、一度身につけば、日課をきちんとこなすことが得意ですから、しばらくは根気強く見守ります。
うつ病がんばるな!
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