自閉症は言葉の遅れ
アスペルガー症候群は、自閉症と同じ発達障害といわれるグループに属している病気です。
発達障害とは、成長とともに発達していくはずの知能や精神活動、運動機能などが、生まれつきの理由によって遅れたり妨げられたりするもので、アスペルガー症候群や自閉症が含まれる広汎性発達障害、学習障害(LD)、認知や言動などの精神機能に全般的な遅れが生じる精神発達遅滞、運動機能の発達が遅れる運動発達遅滞などです。
広汎性発達障害の「広汎性」とは、広い範囲の全てではないが一部、という意味で、広汎性発達障害は多様な領域のうち、一部の発達が遅れているものです。
また、アスペルガー症候群や自閉症を自閉症スペクトラム障害と呼ぶこともあり、スペクトラムとは連続体という意味で、自閉症とそれにつながる一連の障害という意味です。
アスペルガー症候群は自閉症とよく似ており、共通する特性が多くあります。
自閉症には次のような大きな3つの特徴があり、これらは大体3歳までに現れます。
□言葉の遅れ
□コミュニケーション能力の遅れ
□限定された興味とこだわりがある |
このうちアスペルガー症候群との違いは「言葉の遅れ」で、アスペルガー症候群では言葉の問題は起こりません。
自閉症では精神遅滞を合併する場合とそうでない場合があり、精神遅滞を合併していない場合を高機能自閉症といいます。
アスペルガー症候群も高機能自閉症も知的な遅れはなく、同じものとして扱われることがありますが、高機能自閉症では言葉の発達が遅れるとされます。
うつ病がんばるな!
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