小学校入学までに覚える
食事のルールを教える際には、極端な好き嫌いはやがてなくなりますから、好き嫌いを直すよりも、次のことを教えるようにします。
@食事の時間は座って、おなかがいっぱいになるまで食べること。
A手づかみで食べないこと。
食事中にうろうろと歩き回るようなときは、部屋や空間を用途ごとに区切り、食事をする場所を決めると、この場所では何をしなくてはいけないかということがわかりやすくなります。
フォークやスプーン、箸などの使い方については、繰り返し何度も教え、こぼしても怒らないで、根気強く教えていきます。
食事中に細かく注意すると、食事の時間そのものが嫌いになりますから、できるだけ家族がおいしそうに、楽しそうに食べているところを見せながら、基本的なルールを教えていきます。
また、トイレやお風呂、洗顔や歯磨きが嫌いというアスペルガー症候群の子供は多く、無理にトイレに連れて行ったりお風呂にいれたりすると、無理やりされたことがトラウマになって、ますます苦手になることがありますから、無理強いは禁物です。
また、アスペルガー症候群の子供は手足が不器用なせいもあり、洋服を脱いだり着たりすることがなかなか覚えられないようです。
1つ1つ丁寧に教えていけば、小学校に入る頃にはできるようになりますから、あせらず根気よく教えていきます。
うつ病がんばるな!
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