体の動きがぎくしゃく
アスペルガー症候群の子供は、体の動きがぎくしゃくしていて、何もないところでつまずいて転ぶ、よく物を落とす、体のあちこちをぶつけてあざを作るといったこともよくみられます。
体の位置感覚のバランスが悪く、自分の足や手がどこにあるかがうまくつかめていないのです。
そのため、スポーツ全般が不得意なことが多いようです。
また、手先が不器用で、はさみを使えなかったり、箸、スプーンなどもうまく使えず、食べ物をボロボロとこぼしたりもします。
知的な遅れはなく、成績も優秀なのに、みみずのはったような字しか書けない子もいます。
成長するにつれ、こうした不器用さは薄れてくることもありますが、それは意識して注意したり学習したりした結果で、バランスの悪さそのものが改善されることはありません。
こうした不器用さが目立つ一方で、絵を描かせたらうまいとか、ピアノ演奏がうまいといった才能を併せ持っている子もいます。
また、生まれたばかりの赤ちゃんは夜中でも3時間ごとに起きて泣きますが、通常は1歳ぐらいになると朝までぐっすり眠れるようになります。
しかし、アスペルガー症候群の子供の場合、2〜3歳になっても夜中に目覚めることが多くあります。
脳神経やホルモン発達の未熟さから、睡眠・覚醒リズムの確率が遅れるからです。
また、敏感なために温度や光の変化、音などでも目を覚ますことがあります。
うつ病がんばるな!
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