社会に関わる3つのタイプ
アスペルガー症候群の、社会に関わっていこうとするタイプには、大きく3つのタイプに分けることができます。
□積極奇異タイプ
知らない人でも積極的に話しかけるが、誰にでもなれなれしかったり、失礼なことを話したりするため、変な人と思われ、敬遠されがちです。
□受身タイプ
自分からは積極的に話しかけたりしないが、誘われれば交流します。
おとなしい人と思われがちで、障害に気づかれにくいです。
□1人でいたいタイプ
他人とかかわることが苦痛で、できればそっとしておいてほしいと思っています。
愛想がなく、友達と遊ぶよりも1人でいることを好みます。 |
3タイプのうち、アスペルガー症候群の子供の多くは積極奇異タイプです。
しかし、成長する過程で、人付き合いにまつわるトラブルで心が傷ついたり、他の人と自分は違うという違和感をもったり、あるいは積極的にかかわるよりも受身の方が生きやすいということを学習した結果、「受け身タイプ」か「1人でいたいタイプ」に変わっていくことも多いのです。
アスペルガー症候群の子供と接するときは、障害による特性と、一人一人の子供の性格、表面に現れているタイプのなどを見ながら対応を考えていくことが大切です。
うつ病がんばるな!
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