ウイルス性肝炎の治療
肝炎の原因のほとんどは肝炎ウイルスの感染ですが、その治療は、ウイルスの種類によって異なりま
す。
大きく分類すると経口感染で発症するA型、E型、血液感染で発症するB型、C型、D型に分けられます。
A型あるいはE型の肝炎ウイルスに感染して、急性肝炎と診断された場合の治療法は、入院して、安静を守ったうえで、点滴でブドウ糖やビタミンなどの栄養補給をすれば、ほとんどの場合、数週間から1カ月で治癒し、予後も悪くありません。
B型・C型、B型に付随して感染するD型肝炎ウイルスに感染して、急性肝炎と診断された場合の治療法も、A型、E型と同様に入院、安静、栄養補給で、場合によって、ウイルスを排除する抗ウイルス薬を使います。
B型肝炎、C型肝炎は一部が慢性肝炎に移行する場合があるので注意が必要です。
肝炎ウイルスに感染した人の慢性肝炎の治療は、第一に肝炎ウイルスの排除ですり基本的には薬物療法で、肝炎ウイルスの種類、年齢、病態によって、治療に使う薬が若干異なってきます。
抗ウイルス薬であるインターフェロンや核酸アナログ製剤などを用いて、治療をします)同時に肝硬変や肝がんへ移行しないように、肝機能を回復させるための治療も行います。
肝臓病の中でも治療がむずかしい劇症肝炎は、急性肝炎の約1%が移行します。
原因は不明ですがウイルス性肝炎ではB型肝炎に比較的多いのが特徴です。
劇症肝炎になると、急激に肝細胞が破壊され、肝臓の機能がほぼゼロの状態になります。
発症して数日間で昏睡となり、5割が死に至ります。
発症がわかったら、集中治療室に入院して、肝機能低下によって起こる肝性脳症や低血糖の治療を行い、状懸を管理し、体内にたまった老廃物を除去するために、血漿交換療法や持続的血液ろ過透析療法などを行います。
それでもよくならない場合は肝移植も考慮に入れます。
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