肝臓病の原因とは
肝臓病は肝臓に炎症が起こり、肝細胞が壊れてしまった状態をいいます。
病態によって次の4種類に分類されます。
(1)急性肝炎・劇症肝炎
(2)慢性肝炎
(3)肝硬変
(4)肝がん
この4つは、病気の程度・進行度にも関係しています。
肝臓病は、特殊な場合を除いて、最初は急性肝炎になり、それが治りきらないと慢性肝炎へと進行し、さらに肝硬変へと進み、最終的に肝がんになるというルートをたどります。
つまり、肝臓病が発見されたら、このルートに乗せないようにしなくてはなりません。
そのためには急性肝炎の段階でしっかり治療をして、完全に治すことがとても大切です。
また、慢性肝炎になった段階で病気が発見されたとしても、最近は治療も進歩していますので、しっかり治療をすることも大切です。
完全に治癒できなくても、病気の進行を遅らせて、肝硬変、肝がんへ進めないことがとても重要です。
肝臓病の出発点となる急性肝炎、その多くは「肝炎ウイルス」の感染で起こるウイルス性肝炎で、肝炎患者の80%を占めます。
肝炎ウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型の5種類があります。
ウイルス性にはほかに、風邪のような症状を引き起こす「EBウイルス」、「サイトメガロウイルス」などに感染して肝炎が起こることもあります。
肝炎にはまた、自己免疫性肝炎といって、肝臓の組織を異物と勘違いして、異物を排除しようとする免疫システムが働き、肝細胞を破壊してしまう肝炎、アルコール摂取によって引き起こされるアルコール性肝炎、脂肪肝が原因で、アルコールを飲まないのに起こる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)もあります。
このように肝臓病には、さまざまな病態と原因があり、これらを組み合わせて、たとえば、「C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎」というふうに診断がつけられます。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|