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パーキンソン病と着替え
パーキンソン病になると、ボタンなどが止めにくくなり、ボタンをはめるだけで10分も20分もかかることがあります。
人によっては、今までの服がだんだん着にくくなって、初めてパーキンソン病に気づく場合もあります。
手足の動きが不自由になりますから、脱ぎ着の楽な服装にします。
前開きの服であれば、ボタンの部分はマジックテープに変えるといった工夫をします。
また、立ったまま着替えようとすると、不安定なので、転倒しそうになるますから、腰をかけて落ち着いてやります。
パーキンソン病の人には着やすい次のような服がおすすめです。
□素材は軽くて、ソフトで肌ざわりがよく、吸湿性や保温性、通気性のすぐれた木綿がよいです。
□伸縮性のある素材は、動きが楽で、しわにもなりにくいので楽です。
□冬に着る素材としては、軽く温かなフリースもおすすめです。
□家で着る服は、ゆったりとしていて動きが楽なもので、ウエストの部分をゴムにしておくと上げ下ろしが楽になります。
□外出用のズボンなどでウエストをゴムにするのが難しいときは、前の止める部分だけでもマジックテープに切り替えます。
□家で着るズボンは、すそが広がったものは、ひっかけやすく、転倒の原因になることもあります。
うつ病がんばるな!
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