薬を止めると悪性症候群

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薬を止めると悪性症候群

悪性症候群は、いつも起こるものではありませんが、起こった場合は急いで対処しなければならないため、あらかじめ知っておいて、気を配ることが大切です。

悪性症候群は、抗パーキンソン病薬を急に中止したときに起こりやすく、薬によってドーパミン受容体の機能が高まっていたのが、急激に機能低下状態に変わってしまうために起こるとされていますが、それだけではなく、夏の暑い時期に脱水症状になったり、風邪をひくなど、体力の低下も関係します。

また、向精神薬の副作用で起こる場合もあります。

精神症状のある人や脱水状態を伴う高齢者は、悪性症候群のリスクが高くなります。

症状としては、38〜40度以上の高熱、激しいこわばりやふるえ、発汗、意識障害などが現れ、手当が遅れると昏睡状態になって生命にもかかわります。

パーキンソン病の薬は、急に止めるとこのような危険が伴います。

体調がよいからといって軽い気持ちで止めると大変な事になるのです。

うつ病がんばるな!

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