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顔の筋肉のリハビリ
パーキンソン病の特徴的な症状として、動きが緩慢になる無動があります。
これが顔に現れると、表情が乏しくなったり、仮面をかぶったようなかたい印象になります。
また、言語障害となって現れる場合もあります。
話はじめに言葉が出にくく、抑揚のない、ボソボソとしたしゃべり方で、どもりがちになります。
そのうち、ゆっくりした話し方が一転して早口になることもあり、これを言語の加速現象といいます。
大きな声が出せなくなるために、周りの人は言葉が聞取りにくく、人前で話さなければならない仕事としている人は、非常に不自由になります。
朝起きたときに声が出なくなるといったことも起こります。
このような症状は、初期には少なく、病期が進むにつれて現れます。
仮面様顔貌や言語障害は、薬が効きにくい症状なのです。
このような症状がある場合は、リハビリで顔の筋肉を意識的に動かすようにします。
@口を大きく開けて、閉じます。
A顔をぎゅっとしかめたり緩めたりします。
B風船をふくらませるときのように、両方のほおに息をためてふくらませます。
Cほおにためた息を口をすぼめて吐きます。
D舌で唇の周りをなめる。
E口を右のほうへ引き、同時に右の目をつむり、同じ動作を左でも行います。 |
うつ病がんばるな!
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