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Lドーパの用法
Lドーパ以外に、ドーパミンを補充する薬はないのです。
しかし、Lドーパは、長く飲み続けると、効き方が弱くなったり、1日のうちで薬が効いたり効かなかったりする日内変動(ウエアリング・オフ現象)や体が勝手に動いてしまう不随意運動、精神症状などが現れやすくなります。
また、Lドーパの量が多いと副作用が出やすくなります。
現在はLドーパをあとにとっておき、最初はドーパミン受容体刺激薬から治療を始めることが多くなっています。
特に60歳以下の人は、最初はドーパミン受容体刺激薬から治療を始め、薬の副作用で飲めない場合や、症状が改善しない場合は、Lドーパに切り替えたり、追加するといった方法をとります。
一方、65〜70歳以上で治療を始める場合は、若年の人に比べて、Lドーパの効き目が弱まることが少なく、ウエアリング・オフ現象などがあらわれにくいので、最初からLドーパ中心の治療になります。
うつ病がんばるな!
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