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筋力強化とバランス訓練
パーキンソン病が進むに従って、日常の生活動作が不自由になっていき、これを防ぐには、筋力を高めたり、バランスをとる訓練が適しています。
@腹筋、背筋、殿筋の運動
仰向けに寝て、両足を曲げる姿勢で、上体を上げます。(腹筋)
うつぶせに寝て、ゆっくり上体を起こします。(背筋)
うつぶせに寝て、足先をゆっくり上げていきます。(殿筋)
足の筋肉はしっかり伸ばすようにします。
ひざの関節が曲がっていると効果は半減します。
A股関節とひざの運動
腕でひざをかかえ、胸のほうへ引き付けます。
反対側の足は、足先を前方に押し伸ばすようにしてよくストレッチし、左右両方の足で行います。
ひざを真っ直ぐ伸ばし、そのまま上に引き上げるようにします。
反対側の足は、足先を前方に押し伸ばすようにしてよくストレッチし、左右両方の足で行います。
Bねじり運動、寝返り運動
仰向きになり、背中はピッタリと床につけ、腰から下を左右に、ゆっくりひねります。
腕を頭の上に上げて手を組み、体を上下に引き伸ばすようにし、この姿勢を保ちながら、ごろんごろんと右、左に寝返りを打ちます。
Bバランスの訓練
手とひざを床につき、四つんばいの姿勢になり、この状態で、右の腕と左の足を同時に引き上げ、腕は前方、足は後方に伸ばすようにして、手先から足先までが1本のラインのようになるよう意識し、しばらくこのままのポーズでいます。
終わったら、今度は反対側の腕と足でも同じようなストレッチをします。
頭、腕、足、体幹がそれぞれバランスをとり合いながら、全体で一つの姿勢をとるようにします。
うつ病がんばるな!
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