パーキンソン病と住まい環境

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パーキンソン病と住まい環境

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パーキンソン病と住まい環境

手足が不自由になる、ふるえる、歩行が不安定になる、体のバランスがとれなくなる、このような症状と折り合いをつけながら暮らすには、住まいの環境を整えることが大切な条件となります。

@玄関、床、階段、廊下

玄関の敷居などは、なるべく段差をなくし、スロープにしたりします。

ドアは、車椅子に座ったままでも開閉できるように引き戸にし、ドアノブをつかみやすいレバー式にします。

床はなるべく物を置かないようにし、床には均等の間隔で目立つ色のテープを貼って目印にし、テープをまたぐか、踏むようにすると歩きやすくなります。

階段や廊下には、必要に応じて手すりをつけます。

A照明、冷暖房

家の中はどこも照明を明るくして、暗い場所を作らないようにします。

手足が冷えやすいので、夏の冷房は弱めの温度に設定し、冬は夜昼で寒暖の差がないよう、一定の室温を保つようにします。

Bトイレ

洋式トイレにして、できれば温水洗浄気を取り付けます。

便座の前には、L字型の手すりをとりつけ、これにつかまることで、腰の上げ下ろしが安全にできます。

C寝室

寝るのはベッドにし、布団の上げ下ろしもなく、寝たり起きたりもベッドのほうがずっと楽なのです。

ベッドの柵にはひもをつけ、これにつかまって寝起きをするようにします。

寝室の照明には、ひもをつけ、寝たままでもつけたり消したりできるようにします。

うつ病がんばるな!

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