|
飲み込みをよくする訓練
口に入った食べ物や飲み物がのどの後方から食道へとスムーズに送り込まれていくためには、咽頭の筋肉の働きが必要です。
しかし、パーキンソン病になると、この咽頭の動きがゆっくりとなり、そのため飲みこみの速度が遅くなってしまいます。
液体も固体も同じように飲み込みにくいので、急げば急ぐほどますますできなくなり、気管内に入ってむせたりします。
また、飲み込んだ後も、口の中に食べ物が残って、次の食べ物がさらに飲み込みにくくなるといったことも起こります。
このような嚥下(えんげ)障害を改善するための訓練があります。
@口腔内を清潔に保つ
食前食後に、口の中をきれいにしておきます。
舌苔(ぜつたい)や歯石があると、味覚が鈍くなったり、口腔内の知覚が低下します。
食欲がなくなったり、嚥下反応に必要な感覚がなくなって、気管内に食べ物などが入ってしまうのです。
Aアイスマッサージ
口腔のケアのあと、アイスマッサージをするのも効果があります。
綿棒を氷水にひたし、咽頭を冷たい綿棒で軽く押すようにして、下から上に刺激します。
これは、認知障害が強い人にも効果があります。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|