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パーキンソン病のふるえ
手足のふるえや、筋肉のこわばり、緩慢な動作、歩行障害など、パーキンソン病にみられる症状をパーキンソニズムといいます。
ただし、これは症状を表し、病名ではありません。
パーキンソン病は手足のふるえで気づくことが多いのですが、ふるえているからといってパーキンソン病とは限りません。
間違えやすいものの一つに、本態性振戦があり、本態性とは、原因不明という意味で、本態性振戦も原因のはっきりしないふるえをいいます。
パーキンソン病のふるえと本態性振戦の違いは次のようなことです。
@本態性のふるえは、主に手にあらわれ、足にはありません。
また、首を左右に振ることが多いです。
Aパーキンソン病のものより速いふるえで、1秒間に10〜12回ふるえます。
Bパーキンソン病のふるえは、何かをしようとして意識すると止まりますが、本態性振戦は逆に、何かをしようとするほど、ふるえが強くなります。
Cパーキンソン病のふるえは、静かになったりすると現れますが、本態性振戦は安静にすると止まります。
Dパーキンソン病は大体50〜60代で発症します。
本態性振戦も中年以降に多いのですが、20代から始まるものもすくなくありません。
うつ病がんばるな!
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