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ドーパミン補充薬とは
パーキンソン病は、中脳の神経細胞が破壊されることによって引き起こされることはわかってきていますが、なぜ神経細胞が破壊されるのか、その原因が不明なため、原因療法がありません。
しかし、症状を改善する抗パーキンソン薬が開発され、さまざまな薬剤を組み合わせることで、普通の人と変わらない社会生活を送ることもできるようになっています。
パーキンソン病の治療は、内科的な薬物療法が基本となり、その中心は、神経細胞の破壊によって不足するドーパミンを線条体に供給してやる、ドーパミン補充薬（Ｌドーパ）です。
Ｌドーパは、人によって差はありますが、使い始めて５年ほどは症状が改善されます。
しかし、使用期間が長くなるほど薬の効き方が弱くなったり、１日のうちで薬が効いたり効かなかったりする日内変動が出てきます。
また、Ｌドーパは長く続けるほど、体が勝手に動いてしまう不随意運動や幻覚・妄想などの精神症状、すくみ現象などの副作用も増えてきます。
Ｌドーパは、パーキンソン病によって不足するドーパミンを補給する薬で、効果も高いのですが、長く飲み続けているといろいろな不都合が起こりやすく、生活の質も低下していくのです。
 うつ病がんばるな！
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