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パーキンソン病で転倒注意
パーキンソン病のように動きが不自由になる病気で、最も注意しなければならないのが転倒です。
転んで骨折すると、それが寝たきりにつながることもありますし、頭をうったりすると痴呆のような症状が出ることもあります。
しかし、転ぶのを恐れるあまり歩かなくなると、歩行機能はますます衰えていきます。
姿勢反射のある人は、方向を変えるときに転ぶことがあります。
健康なときと同じように、軸足を中心にして回るときに起こりがちですので、こういう場合は、大きく円を描くようにして回って方向を変えるようにします。
暗いところでは、すくみ足があらわれやすく、転倒する危険が大きいので、廊下の曲がり角、玄関先など、気をつけて照明を明るくします。
後ろへの転倒もよく起こり、目の高さよりも上のものに手を伸ばしたとき、姿勢反射のためにバランスをくずし、そのまま後ろにひっくり返ってしまうのです。
日頃からよく使うものは、眼の高さよりも低い場所にまとめて置いておきます。
スリッパは転びやすいので避けます。
突進歩行になったときも転倒しやすいので、何かつかまるものがないと、体が前のめりにつんのめってしまいます。
こういう症状がある人は、歩くときに杖を使い、またシルバーカーという手押し車を利用する方法もあります。
うつ病がんばるな!
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