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パーキンソン病とポジティブな気持ち
パーキンソン病の人は、どうしても悲観的になりがちで、薬で症状が少しよくなっても、まだ他にもこんな症状がある、あるいはもっと悪い方向に向かうのではないかと不安に思ってしまう傾向があるようです。
症状が「半分もよくなった」と思うか「半分しかよくならなかった」と思うか、この差は大きいのです。
症状が改善するかどうかは、気持ちの持ち方も大きく関係し、精神的なストレスやマイナス思考は、症状を悪くすることが多いのです。
健康な時の状態を目安にして完璧を目指せば、マイナス面ばかりが気になりますが、薬で症状がよくなっていることをプラス面をとれば、長い療養生活は乗り切りやすいのです。
花子さんはヤール重症度Uのパーキンソン病ですので、日常のことは可能です。
そこで、動きやすいように家具の配置を変えたり、動作の工夫をして、料理や掃除、買い物などをこなしています。
体の調子がよいときに大事なことを片付けるために、1日の行動に優先順位をつけるようになって、生活にメリハリができたといいます。
花子さんが家事にこだわる理由は、病気になっても家族のために何かをしてあげられる、家族の役に立つ存在でありたいと思っているからです。
パーキンソン病になって、改めて家族の存在や自分自身の生きがいについて考えるようになったそうです。
うつ病がんばるな!
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