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パーキンソン病の新薬
新しい抗パーキンソン病薬の研究や開発は、現在も盛んに行われており、実際の医療現場で使えるようになるには、治験を経て、認可が必要になります。
@ゾミサミド
もともとは抗てんかん薬として使われている薬ですが、パーキンソン病に対しても高い治療効果を持つことが確認されています。
ふるえや筋肉の固縮などの運動症状が改善します。
半減期が長く少量で効果が続き、生活の質をよくします。
Aロチゴチン
ドーパミンアゴニストの経皮パッチ剤で、張った皮膚から一定の量のドーパミンアゴニストが吸収され、安定した効果が期待できます。
ガンなど他の病気で手術をするため飲み薬が使えない場合や、胃腸が弱かったり、嚥下障害があった薬が飲めない場合など、いろいろな使い方ができると期待されています。
Bその他の新薬
Lドーパ・DCI合剤とCOMT阻害薬の合剤が、海外ではすでに使われていますが、日本でも発売は未定です。
ラサジリンというMAO阻害薬が、米国では使用可能になっています。
早く効くのが特徴で、1日1回の服用ですみます。
dopaCRという、Lドーパのゆっくり効いてくる薬が欧米では以前から使われていますが、日本ではまだ使用できません。
アポモルフィンの注射剤が、海外ではすでに発売されています。
即効性のドーパミンアゴニストで、急性期の重いオフ症状の治療法として効果的です。
うつ病がんばるな!
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