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パーキンソン病とうつ症状
パーキンソン病の精神症状には、病気そのものに原因がある場合と、抗パーキンソン病薬の影響で起こるものとがあります。
パーキンソン病の治療経過の中で、20〜40%の人に精神症状が現れるとされます。
パーキンソン暴徒診断されると、それだけで気持ちが落ち込んでしまう人がいます。
うつ症状は、パーキンソン病の人の精神症状の中では、もっともよく見られる症状の一つで、ドーパミンの欠乏が影響しているといわれています。
ところが、本人も周囲の人も、うつ状態になっているのに気づかないでいる場合が多くみられます。
大切なことは、まずパーキンソン病であることを受け入れることです。
受け入れられないままでいると、不安感が強くなり、治療にも影響を与えます。
家に閉じこもらずに、外に出かけたり、家事などの軽い作業をするものよく、気持ちも明るくなります。
パーキンソン病は、安静が必要な病気ではありません。
うつや不安がどうしても改善しない場合には、副作用の少ない抗うつ薬を使うことがあります。
ただし、抗うつ薬と塩酸セレギリンとの併用は厳禁です。
うつ病がんばるな!
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