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ドーパミンは快感物質
ドーパミンは、脳の運動系統だけでなく、ほかにもさまざまな働きにかかわります。
例えば、脳の底辺(視床下部)にある吐き気の中枢を刺激したり、食欲中枢の働きを弱める作用もあります。
そのため、ドーパミンを増やすようにする薬では、副作用として吐き気や食欲不振などの消化器症状が起こるのです。
さらに、精神作用(大脳皮質の情動に関わる部分)にも関係します。
ドーパミンが多く分泌されると、ウキウキした感情が高まるため、ドーパミンのことを、快感物質ということもあります。
また、乳腺に働きかけるホルモン(プロラクチン)が脳下垂体から分泌されるのを抑える作用もあります。
妊娠中や授乳中の女性が、一部の抗パーキンソン病薬を使えないのはそのためです。
うつ病がんばるな!
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