|
うつ病の電気けいれん療法など
@電気けいれん療法(ECT)
頭部の表面に電極をつけ、電流を流してうつ病を治療する方法で、即効性があり、自殺の危険があったり、ほとんど食事をしないような緊張を要する場合には有効で、抗うつ薬の副作用がでやすい高齢者、妊娠中の女性などにも有用です。
うつ病だけでなく躁病にも効果があり、双極性障害にも有用です。
副作用として頭痛や治療前後の記憶を忘れることがありますが、頭痛は治療直後でおさまることが多く、長く続く場合は鎮痛薬を使います。
A光療法(高照度光照射療法)
高照度光照射装置を使い、室内灯の5〜10倍にあたる2500〜3000ルクスの光を照射する治療法で、季節性感情障害の人に効果があります。
冬季うつ病は、日光を浴びる時間が少ないことが、生体リズムを狂わせるため起こると考えられているためです。
B断眠療法
夜眠らせないことによって、睡眠と覚醒のリズムを変え、症状を改善させるという治療法で、薬を使わず副作用もありませんが、効果が長続きしないしません。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|