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働く女性のうつ病
仕事にも家庭にもがんばりすぎるあまり生じる心の病をスーパーウーマン症候群といいます。
女性の場合、働きに見合った昇進がない、セクハラがあるなど、不利な職場環境が少なくありません。
また、子供が小さいほど育児にかかる女性の負担は大きくなり、子育てをするこの時期に、夫の家事と育児参加して欲しいのですが、働き盛りで就労時間が長いのです。
このようなことが原因でストレスをためていった結果、今まで意欲的に働いていた人が、ある日突然働かなくなったり、働く意欲が低下してしまう状態を、燃えつき症候群(バーンアウト)といいます。
バーンアウトとは、モーターが焼き切れたとか、電球が切れたとき使う言葉で、極度の身体疲労と感情の枯渇があり、少し休息すれば回復するような疲れとは違います。
自覚しないままに許容量以上の負担がかかっていて、ついに支えきれなくなって起こるのだろうと考えられています。
燃えつき症候群は、努力が報われないときにも起こります。
例えば、終末期の患者を親身になって看護していた看護師が、患者に死なれたとき発症することが知られています。
医療、福祉、教育に携わる人に多いといわれています。
うつ病がんばるな!
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