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強迫性障害と全般性不安障害
強迫性障害とは、ある思考や衝動や心像が繰り返し頭に浮かんでくる強迫観念と、ある行為を繰り返し行ってしまう強迫行為があります。
強迫観念としては、汚染、不吉、病気、死、性的な行為、暴力的な行為などで、これらの観念が打ち消しても頭に浮かんできます。
強迫行為としては、手を洗う、順番に並べる、確認する、数を数える、祈る、声に出さずに言葉を繰り返すなどです。
強迫観念にかられて強迫行為が起こることも多く、最もよく見られるのが、汚染恐怖から手を繰り返し洗うことです。
外出の際に火の元の始末や鍵のかけ忘れが不安で何度も確かめるとか、不安のために外出できなくなってしまうこともあります。
汚染恐怖のために自分の部屋から出られなくなったり、浴槽へ入るのさえ不潔に思えて入浴できなくなったりしてしまうこともあります。
全般性不安障害とは、病気になるのではないか、事故を起すのではないかなどという不安や緊張が長期間続き、自分でコントロールできなくなる障害です。
不安や緊張のほか、イライラ、悲観、集中困難、首や肩のこり、頭痛、頭重、震え、動悸、発汗、めまい、頻脈、睡眠障害、疲れやすさなど症状はいろいろです。
原因は不明で、生活上のストレスが関係しているといわれていますが、それが直接の原因ではありません。
不安の対象は一つではなく、健康、生活、仕事など次々と出てきます。
症状の強さには波があり、仕事や日常生活に支障をきたすこともありますが、長期間休養しなければならないことはほとんどありません。
うつ病がんばるな!
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