広場恐怖とパニック障害

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広場恐怖とパニック障害

広場恐怖とは、一人での外出、大勢の人の集まる場所、列に並ぶこと、橋の上、電車や車での移動など、逃げるに逃げられないような場所や状況に強い不安を感じる障害です。

強い不安を感じることに恐れを抱いたり、うつ状態になったりします。

そのような状況を避けようとして家に引きこもりがちになり、仕事や生活にも支障をきたします。

酷い場合には、誰かがそばにいないと不安に感じたり、家から一歩も外に出られなくなります。

パニック障害とは、パニック発作を繰り返し起す障害で、1回発作を起すと、発作の再発が心配になったり、発作のために動悸が激しく死ぬのではないかという予期不安が生じたり、不安のために行動が変わったりします。

パニック発作とは、突然に強い恐怖や不快感が生じる状態で、具体的には、動悸、発汗、震え、息苦しさ、窒息感、胸痛や胸部の不快感、吐き気や腹部の不快感、めまい、現実感の喪失、感覚麻痺、冷感、熱感などで、死への恐怖を伴うこともあります。

治療では、抗不安薬や抗うつ薬などの薬物療法と認知行動療法を行います。

不安を解消するためには、パニック発作を抑えることが必要で、薬物療法は重要です。

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