うつ病と体の病気の関係

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うつ病と体の病気の関係

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うつ病と体の病気の関係

心と体は密接に関連しあっていて、体の病気がうつ病発症に要因になったり、うつ病が体の病気のリスクを高めることがよくあり、うつ病と体の病気が合併することもあります。

@ホルモンの関係した病気

エストロゲンの変動がうつ病発症の誘因になったり、それ以外でも、甲状腺ホルモンは体内のさまざまな代謝にかかわっているホルモンですが、このホルモンが少なくなる甲状腺機能低下症では、うつ状態、気力の低下、動作が緩慢になるなどの症状が起こります。

副腎皮質から分泌されるホルモンの分泌が過剰になることによって起こるクッシング症候群や、それが逆に低下してくるアジソン病でもうつ状態が起こります。

Aがん

がんと診断されたことによって、死の恐怖を乗り越えることができない場合に、うつ状態に陥ってしまったり、痛み、疲労、食欲の低下などのような、がんのため起こっている症状も、うつ状態の誘因になります。

B心臓病

心臓病でもうつ状態が起こりやすくなり、心筋梗塞の発作を起した人はうつ状態になる率がより高くなる、うつ病を合併している人は死亡率が高くなるといわれています。

C脳血管疾患

脳梗塞や脳出血などになった人はうつ病発症のリスクが高くなり、また過去にうつ病を経験したことのある人は、脳卒中発症後のうつ病発症のリスクがより高くなります。

D糖尿病

糖尿病もうつ状態になったり、うつ病になる率を高め、それは糖尿病になったことで落ち込むというだけでなく、うつ病と糖尿病に視床下部から下垂体系の未知の共通の内分泌障害があるからだろうと考えられています。

しかも、うつ病にかかると血糖コントロールがうまくいかなくなる傾向があり、うつ病がよくなってくると血糖コントロールもよくなってきます。

うつ病がんばるな!

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