|
双極性T型障害と双極性U型障害
典型的なうつと躁を繰り返す双極T型障害は、躁状態とうつ状態が不規則にきます。
躁状態は少なくても1回あり、うつ状態の持続期間や症状のない期間は1人1人異なります。
また、双極性障害は躁状態で発症する人とうつ状態で発症する人がいます。
うつ状態で発症して躁状態が現れる場合には診断がつきやすいのですが、躁状態で始まる場合には、診断がつきにくい場合があります。
似た症状として、統合失調症、薬物依存、脳の器質的な疾患など躁状態がみられる病気があるからです。
うつと軽い躁を繰り返す双極U型障害は、若い人に見られ、うつと軽い躁が起こり、対人関係が安定せず、引きこもりや職場不適応になることがあります。
周囲に過度に気を使い、環境の変化に敏感で、緊張しやすくストレスを抱え込みます。
その原因を環境や出来事のせいにしやすく、落ち込みやすい自分に向き合うことを無意識に避けるので、同じような状況でまた落ち込み、大量服薬や自傷行為をして死にたいと訴え、周りを困惑させるような場合もあります。
状況がよくなるような出来事があると、気分が高揚して軽躁状態になるのですが、適度なペースが維持できず、活発に行動し、買い物やギャンブルなどに走ることもあり、後にうつになる原因を作ってしまいます。
うつ病がんばるな!
スポンサードリンク
|