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うつ病を疑う必要のある症状
うつ病の症状は朝最も強く、午後から夜にかけて少しずつ改善していきます。
そのため、朝刊を読む気がしなかったり、読んでも集中できなくなることがあります。
夕方になると元気になることから夜中に楽しい時を送る人もおり、うつ病とは違うと思うこともあるようですが、これが日内変動といわれているうつ病の症状の特徴です。
このような症状がある場合には、うつ病を疑う必要があります。
また、うつ病の身体症状に隠れて精神症状が現れない仮面うつ病といわれるものがあり、体の病気を疑って、最初から精神の病気であるとわからず、出ている症状によって内科などを受診するのです。
しかし、内科などを受診して、検査を行っても異常は発見されず、心配しすぎとして片付けられてしまいます。
また、仮面うつ病は更年期の女性やお年寄りに多く見られますが、仮面うつ病の症状は更年期症状と似ているのです。
そのため、本人も周囲の人も更年期症状として軽く考え、治療が遅れがちになるのです。
体の症状であっても、異常が発見されない、それにもかかわらず症状が改善しないときは、うつ病を疑う必要があります。
また、仮面うつ病と間違えやすい病気として、パニック障害や過敏性腸症候群などがあります。
 うつ病がんばるな！
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