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外傷的ストレス障害（PTSD)
外傷後ストレス障害（PTSD)とは、災害や事故や犯罪被害などの死にそうなほどの衝撃的な出来事を体験したことがトラウマになり、数週間から数ヶ月、場合によっては数年後に出現する障害です。
地震、火山の噴火、洪水、火災、戦争、爆発事故、交通事故、犯罪被害、虐待、拷問などの直接の経験や目撃した経験もトラウマとなります。
人によっては、どんな出来事もトラウマになるともいえますが、PTSDを引き起こすトラウマとは、日常生活では起こらないようなことで、自分や大切な人の生命にかかわるような出来事をさします。
症状としては、フラッシュバック、回避、全般的な反応性の麻痺、覚醒亢進症状です。
フラッシュバックとはトラウマとなっている出来事が繰り返し脳裏に浮かんでくることで、苦痛を伴います。
回避とはフラッシュバックや苦痛につながるような刺激を避けることで、例えば、交通事故にあった人が車に乗れなくなるようなことです。
全般的な反応性の麻痺には感情麻痺があり、豊かな感情が持てず、自分の未来が考えられず、心を閉ざして引きこもりがちになります。
覚醒亢進状態とは眠りが浅くて熟睡できない、悪夢にうなされる、些細な物音にひどく驚いたり動悸がしたりするなどの症状です。
遭遇した出来事が衝撃的であればあるほど発症する率は高くなりますが、小さい頃の衝撃的体験やストレスに対する弱さなどの個人的素質のある人、子供、高齢者などが発症しやすいといわれています。
 うつ病がんばるな！
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