病気でも性生活はあきらめない
病気のときには性生活は控えたほうがよいと思われがちですが、肝・胆・すいの病気についていえば、必ずしもそうではありません。
明らかに症状がでていて状態が悪いときを除けば、性生活をがまんする必要はないのです。
ただし、そのときに気をつけるべきことがいくつかあります。
セックスのときの運動量は、100mを全力疾走したときとほぼ同じくらいといわれ、そのため、体に対して負担がかかり、肝臓の血流量が低下することは確かです。
そこで、病状が回復するまでは、体への負担を少なくするためのくふうや、疲れているときには控えるなどの注意も必要です。
体への負担を少なくするためのくふうとしては、できるだけ無理のない体位でおこなうこと、1日1回までにとどめること、などがあげられます。
また、病状を悪化させないために、次のようなときには控えるようにします。
・風邪をひいている、または風邪ぎみと感じたとき
・疲れを感じているとき
・動惇や息切れの症状があるとき
・運動後1時間以内
・食後、入浴後30分以内
・お酒を飲みすぎた日の夜
・いつもと比べて血圧が高いとき
このようなときは、病気のためにしないほうがいいことをパートナーに伝え、理解してもらいます。
そのほかにも気をつけたほうがいいのは、特定のパートナー以外とのセックスです。
浮気などでパートナー以外とセックスをすると、いつも以上の興奮を覚えるために交感神経が亢進し、脈拍、血圧ともに上がりやすくなります。
そのため、肝・胆・すいに必要以上の負担をかけることになります。
また、特定のパートナー以外が相手の場合、病気のことやそのための注意点を相手に伝えにくいというデメリットがあります。
つい無理な体位でしてしまったり、長時間してしまったりと、無茶をしてしまいやすいものです。
そのため、特定のパートナー以外とのセックスは控えたほうがいいのです。
肝・胆・すいの病気のなかでも、セックスによる病気の感染のおそれがあるのが、B型肝炎のケースです。
かつては母子感染が中心だったB型肝炎ですが、現在はセックスによる感染が非常に多くなっています。
そこで、現在は病気の症状がでていないとしても、B型肝炎に感染している人の場合は、パートナーに感染防止のためのワクチンを打ってもらうことが必要になります。
1度ワクチンを打っておけば、感染のおそれはなくなります。
パートナー以外とはセックスしないことはいうまでもありません。
また、めったにないケースですがC型肝炎の場合も、セックスによる感染の可能性はゼロではありません。
体液による感染はなくても、血液を通じて感染するためです。
心配な人は、コンドームを使用するなどして注意します。
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