胆のうの病気は食後に起こる痛み
胆のうの病気でもっとも多い胆石では、みぞおちあたりや右上腹部に鋭い痛み(疝痛発作)がおこります。
食後1〜2時間後にでることが多いのですが、それは食後に胆のうが収縮したときに胆石が移動して、胆のうの出口や胆管につまるためです。
通常は30分〜数時間程度つづき、やがて消えていきますが、胆石によって胆汁の流れが悪化した状態がつづくと、細菌感染をおこし、急性胆のう炎や胆管炎をひきおこすことがあります。
その場合は疝痛発作に加え、高熱や黄痘の症状がでることもあります。
この状態をほうっておくと命にかかわることもあるので、すぐに医療機関を受診する必要があります。
胆のうの病気では、すべてにつよい痛みがおきるわけではありません。
胆石の約3割は痛みが現れないタイプのもので、「サイレント・ストーン」と呼ばれています。
胆石による疝痛ほどのつよい痛みではなく、食後に右上腹部がシクシク痛む程度の場合は、慢性胆のう炎かもしれません。
ただし、ほとんど症状がでないこともあります。
胆のうポリープの場合は、良性であっても悪性であっても、自覚症状はほとんどありません。
しかし、無症状でもがんとの鑑別は必要ですから、きちんと検査を受けるようにします。
また、胆道がんでも初期のうちは症状がありません。
黄疸の症状がでることもありますが、それはがんがかなり進行してからです。
つまり、これらの病気を早期に発見するには、定期的な検査が欠かせないということなのです。
数値も飲み過ぎも気にならない!肝臓の栄養素を凝縮したレバリズム-L
Amazonで肝臓をいたわる
楽天で肝臓疾患薬ネオレバルミンが激安 |
|