おなかや背中の痛みはすい臓の病気
すい炎は、上腹部の痛みが特徴で、急性すい炎の場合は、胃のあたりやおへその上などに痛みがおこります。
そのため、胃もたれとかんちがいされることも多いようです。
痛みの程度はさまざまですが、痛みがつよいときには、おなか全体に痛みが広がり、背中のほうまで痛むこともあります。
こうした痛みは、食後におこりやすいのですが、アルコールの摂取後にもみられます。
急性すい炎が進行すると、医師が腹部を触ったときに硬さや抵抗が感じられ、患者は痛みを感じます。
さらに重症化すると、腹部全体が急激に激しく痛み、まもなく発熱、呼吸困難、黄疸、意識消失などの全身症状が現れます。
一方、はっきりとした症状がみられないのが、慢性すい炎です。
慢性すい炎でも急性すい炎がおきているときは、急性すい炎の症状がでます。
しかし、炎症がおさまっているときには、持続的な軽い腹痛や、背中の痛みがある程度です。
なかには腹痛をともなわずに、食欲不振やだるさなどの不定愁訴、腹部膨満感、腹部重圧感、吐き気、おう吐などがおこることもあります。
しかし、症状が軽くても、すい臓の炎症はつづいています。
すい臓の機能が低下してくると、口が渇くといった糖尿病の症状や黄疸がつよくでてきます。
また下痢や、食欲不振などによる体重の減少もみられます。
このようにすい炎の症状はさまざまで、ほかの病気でもみられる類のものです。
ですから、気になる症状があるときは、原因を調べるためにも早めに医療機関を受診するようにします。
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