生活習慣に注意が必要
肝・胆・すいの検査値異常を指摘されたり、病気と診断されたら、できるだけ安静にしていなくては、と思う人が多いかもしれません。
しかし、急性肝炎などで明らかな症状が出ているときや、医師から絶対安静の指示を受けたときを除けば、安静のために横になってばかりいる必要はありません。
肥満による脂肪肝を防ぐためにも、ふだんどおりに体を動かしたほうがいいのです。
とくに脂肪肝と診断された人は、運動をとり入れ、いつも以上に積極的に体を動かす必要があります。
ただし、ふだんの生活のなかの何げない行動が、負担となってしまう可能性もあります。
たとえば、いつもならそれほど問題にならない便秘も、肝臓・胆のう・すい臓の病気のときには絶村に避けなくてはいけませんし、睡眠時間や入浴法などにも体に負担をかけないためのコツがあります。
さっそく、日常のなかの1つひとつの行動を見直してみます。
すでに脂肪肝の人もそうでない人も、肥満の解消、予防のために適度に体を動かすことが必要です。
毎日のウォーキングや体操の習慣をとり入れてみます。
ただし、あまりにハードな運動は肝臓の負担になるので、無理のない程度におこないます。
便秘をすると、腸内で生じる有毒物質、アンモニアの処理のために肝臓に大きな負担をかけることになります。
規則正しい生活と食物繊維を含む食事、さらにマッサージや適度な運動もとり入れ、便秘を予防します。
仕事や家事ではたらいている昼間は、肝臓にとっても、休みなく仕事をおこなう時間です。
そのため、夜は睡眠時間を十分にとり、疲れた肝臓を十分に休ませる必要があります。
仕事が忙しい人も、必ず7〜8時間は睡眠時問をとり、肝臓を休ませるように心がけます。
健康にいいといわれる長風呂も、肝・胆・すいの状態が悪いときにはおすすめできません。
入浴すると血液の循環がよくなり、ハードな運動をしたときと同じようにエネルギーを使い、肝臓に負担をかけることになるからです。
できるだけ短めの半身浴か、シャワーですませるようにします。
タバコに含まれるニコチンやタールなどの有害物質は、肝・胆・すいに負担をかけ、状態をさらに悪くします。
さらに、その他の生活習慣病やがんをひきおこすおそれもあります。
できれば禁煙が理想ですが、むずかしければ節煙だけでも心がけることが必要です。
ストレスがかかると、自律神経のバランスが乱れ、血圧が上がったり、睡眠障害をおこしたりするため、肝臓に余計な負担がかかります。
また、ストレスが急性すい炎の発作のひき金になることもあります。
そのため、ストレスをためないためのくふうが必要なのです。
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