肝臓をいたわる食事とは
肝臓病の治療では、食生活がとても重要で、食べすぎ、飲みすぎ、不規則な食事、偏食といった食生活をつづけていれば、肝臓にも大きな負担がかかり、病状は悪化してしまいます。
反対に、肝臓への負担が少なく、肝臓の機能を促すような食事であれば、治療の大きな手助けとなるのです。
では、どのような食事がよいのかについて、まずは朝食を抜いたりせずに、朝、昼、晩の3度の食事を規則正しくとることが基本です。
量は、腹八分目がめやすです。
栄養素では、良質のたんばく質を多めにとることが、肝臓の細胞の修復に役立ちます。
ただし、たんばく質が含まれているからといって肉ばかり食べることなく、さまざまな食品をバランスよく食べるようにします。
栄養素は単独ではたらくものではなく、さまざまな組み合わせによって、機能が高まったり、効率よく体内で使われるものだからです。
「肝臓病の人には高エネルギーの食事を」というのは、もはや昔の話で、現代の食生活では、ふつうに食事をしていればエネルギーは十分に足りています。
エネルギーのとりすぎは、肝臓の負担となるばかりか、肥満や脂肪肝の原因にもなりますから、適量の食事を心がけます。
朝食抜きの生活は、肝臓をいためる大きな原因になります。
食欲がわかなくても、必ず何か口に入れるようにします。
また、夕食には消化のよいものを食べること、夜遅くに食べないようにすることで、肝臓への負担を軽減できます。
良質のたんばく質を含む肉や魚、卵、乳製品などの食品は、破壊された肝細胞を修復するためにも必要ですが、とりすぎると肥満や脂肪肝の原因になります。
力ロリーオーバーにならない範囲で、上手にとり入れます。
主食は、めんやパンに比べてたんばく質の少ないごはんを中心にします。
肝臓病の場合、限られたエネルギー量のなかで、主食以外のおかずから動物性たんばくを摂取したほうがよいからです。
また、ごはんに含まれる糖質はエネルギーとして利用されやすいというメリットもあります。
食後は肝臓の仕事量がもっとも増える時間帯ですから、肝臓にたくさんの血液を送り込まなくてはなりません。
横になると肝臓もへの血流量が増えるので、食後1時間弱は、食休みとし、ゆっくり過ごします。
揚げものなどの脂っぼいものを食べてはいけないわけではありませんが、脂肪分のとりすぎは脂肪肝の原因にもなるので、少量にとどめます。
すでに脂肪肝の人は、とくに注意が必要です。
油は古くなると酸化して、過酸化脂質になります。
過酸化脂質や保存料、着色料などの食品添カロ物は肝臓の負担になりますから、古い油を使った揚げものやスナック菓子、インスタントめんなどは、極力食べないようにします。
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