ミネラルの摂りすぎに注意
ミネラルは、骨や筋肉をつくったり、機能を維持するなど、体にとって重要な栄養素です。
骨をつよくしたりイライラを鎮める作用のあるカルシウムや、貧血を防いでくれる鉄分、高血圧の予防効果があるカリウムなど、さまざまな種類のミ、そフルが互いに作用し合いながらはたらいています。
なかでも、コレステロールの沈着を防ぎ、免疫力を高める効果のある亜鉛は、すい炎や肝炎の人にはとくにおすすめのミネラルです。
一方、肝硬変の人の場合は、鉄分の摂取量に注意が必要で、過剰な鉄分は肝臓にたくわえられますが、これが脂質などを酸化させ、病状を悪化させることがわかっています。
通常の食事に含まれる程度の量ならそれほど問題にはなりませんが、鉄分を多く含む食品を食べすぎないように注意が必要です。
緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンや、牛乳に多く含まれるカルシウムには、鉄分の吸収を妨げる性質があります。
鉄分を捜える必要がある人は、食事のときに、これらの飲み物を一緒にとるとよいです。
＜亜鉛を多く含む食品＞
かき（小2個）9.2mg
和牛肩赤身肉（80g）4.6mg
ラム肩肉（80g）4.Omg
豚レバー（50g）3.5mg
するめ（50g）2.7mg
うなぎのかば焼き（1串100g）2.7mg
豚肩ロース赤身肉（80g）2.6mg
いいだこ（80g）2.5mg
アマランサス（40g）2.3mg
そら豆（10粒50g）2.3mg
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